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地域枠ワークショップを開催して

NO.11

地域枠ワークショップを開催して

平成27年度 岡山大学医学部医学科 地域枠 今村 竜太さん

 

今回、岡山大学地域枠として、学生による・学生主体のWSが初めて開催され、先陣を切れたことを非常に光栄に思います。立ち上げ当初、全体のテーマを決定する際に、「少し背伸びをしよう」という気持ちを大事にしようと思いました。これは、普段の大学での学びの中で、圧倒的に不足している要素だと感じていたからです。たとえば、医療情報系の講義で、EBM(根拠に基づいた医療)の重要性は十分すぎるほど語られる一方で、実際の診療で、どのような目的で・どのデータベースを・どのように使用して文献検索をすべきか、という学生が本来、知りたい部分は語られません。そこで、学生ながら、将来遭遇しうるシナリオに沿って、明日から使える実践的なWSを、この地域枠のメンバーと一緒に開催したいと考えていました。その点で、講師の熊木先生には、臨床現場での医師としての思考過程から患者さんへの応対時のコツなど、実況中継のように解説を加えていただけたのは、まさに本WSが目指すところであり、非常に有意義な会になったのではないでしょうか。WS後のアンケートでは、参加者全員から、「リサーチマインド」という姿勢が、いかに臨床医の診療風景に根差していて、極めるにあたって非常に奥の深いものかを実感したWSだったという内容のコメントをいただき、改めて全員が「少し背伸び」ができたWSだったことと思います。WSとは、知識を得るだけの場ではなく、これまでの自分の勉強姿勢を修正したり、新しい課題・アイデアを得る場でもあることを、後輩には特に実感してもらいたいです。


最後に、今回の地域枠WS開催にあたりまして、私の強引なお願いを二つ返事で引き受けてくださった愛媛大学地域医療学の熊木天児先生、私の企画に賛同いただきました片岡仁美先生・岩瀬敏秀先生、準備等で運営にご協力いただきました、地域医療人材育成講座・GIMセンター部門のスタッフの方々には改めてお礼申し上げます。

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