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インテンシブコース臨床感染症2016『臓器別感染症』第1回目を受講して

NO.23

インテンシブコース臨床感染症2016『臓器別感染症』第1回目を受講して

平成28年度 岡山大学医学部医学科5年 真鍋修司さん

 
先日、大阪大学医学部附属病院感染制御部の萩谷英大先生の御講演を聞く機会がありました。今回の演題は臓器別感染症についてでした。感染症は学生である私にとって勉強していて楽しい分野でもあり、また、これからどの科に進むにあたっても重要とされる分野であるのでこの講演が楽しみなものでありました。
 
講演会では、「薬剤耐性菌を10個あげられるか」という質問から始まり、世界での抗菌薬の実態といった政治的な話題からカテーテル感染といった臨床的なことまで話をされました。耐性菌も増え、抗菌薬の新開発も以前に比べ少なくなっている今、世界の主要な議題の一つとして抗菌薬の適正使用が考えられつつあるというのは当然の方向ではありますが、まだまだ浸透していない部分も多いので今回のような講義で学ぶ機会が増えれば良いと感じました。カテーテル感染については具体的なことをいろいろと教えていただきました。カテーテル感染をできるだけ防ぐためには、毎日そのカテーテルが必要かどうか評価し、不要となったカテーテルはただちに抜去した方がよいこと、カテーテルの定期交換は感染症発症率に関与しないこと、刺入部の発赤がない場合でも感染となっている可能性が高いことなどカテーテル感染について今まであまり知らなかったようなことを知るきっかけとなりました。
 
学生の立場でまだまだ感染症対策でできることも少ないかもしれませんが、これから数年後には医師になる身として少しでも感染症対策を知っていることが大事であります。今回学んだことを少しでも他の人に伝えたり、自分も徹底して感染を考えたりすることで少しでも貢献できたらと存じます。今回の講演は私にとって学ぶことの多い充実した3時間となりました。今後もこのような機会があればぜひとも参加したく存じます。ありがとうございました。

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