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学生主体「地域について学ぶ実践型ゼミ」の動き出し

NO.25

学生主体「地域について学ぶ実践型ゼミ」の動き出し

平成28年度 岡山大学医学部医学科 泉原康平さん

 

「地域医療に興味があるけど、しっかり学べる場って意外とないな~。」
「地域医療について学ぶ以前に地域について全然知らないじゃん。」
「それなら地域について学べる場を作ってしまえばいいのでは。」
そんな想いから、昨年度2月に「地域について学ぶ実践型ゼミ」は生まれました。

このゼミでは、将来幅広い視点を持ち、地域で暮らす様々な人の「生きる」を支える医療者になるために次の3点を目的として活動しています。


地域が成り立つ上で重要な要素や地域の成功事例を学び、実際に地域で問題にぶつかった時に幅広い視点からアプローチする想像力を磨く。


学んだ知識を使って、実際に現地の方と話し、一緒に企画などをする中で、現場で活かせる力を養う。


フィールドワークを通して地域のひとの「生きる」を学び、支える経験をする。


具体的には、月に2(1,3火曜日19:00~21:00)行っている“文献学習”と、年に1回の笠岡市真鍋島におけるフィールドワークから持ち帰った興味のあるテーマをグループに分かれて調べ学習を行う“分科会活動” の2本柱で活動しています。
特に分科会活動では、直接地域の方々とコミュニケーションを取って情報を得るという過程を大切にしており、関係性を築いていく中で新しい取り組みやプロジェクトが生まれることを期待しています。


また、先日521()にはNPO法人島づくり海社さんが運営している笠岡諸島のしまの大運動会にボランティアスタッフ兼聞き取り調査という形で参加させていただきました。島の方々から「また来てくれたんだね!」、「おかえり!」といった温かい声をいただきながら、医療機関や最近困っていることについてアンケートをとらせていただきました。 


当初は医学部生しか集まらないだろうと思っていましたが、蓋を開けてみると鹿田生と津島生が半々というメンバー構成となっています。


地域“医療”といえど、そのベースにあるのは地域であり、地域で生活する様々な分野の人々です。このゼミには教育学部、法学部、環境理工学部、医療系学生が所属しており、多角的な視点で地域について、地域医療について議論できるちょっとした地域の縮図のように私は感じています。


とてもアットホームな雰囲気の中、楽しく学べる活動を行っていますので、少しでも興味のある人遊びに来ていただけたらなと思います。


524日のゼミ活動には研修医2年目の西村先生がお越しくださり、学生だけの話し合いではなかなか聴くことのできない現場の話をしていただきました。写真はその時のものです。 


最後になりますが、このような活動を学生主体で行うことができているのは、片岡教授や浜田教授をはじめ多くの大人の方々のサポートのおかげです。本当にありがとうございます。まだ動き出してから半年も経っていませんが、これからもより学びのある活動が行えるよう工夫していきたいと思いますので、温かい目で見守っていただければと思います。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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