Real Voice

ホーム ≫ Real Voice ≫ 

腹部エコーのスキルトレーニングに参加して

NO.29

腹部エコーのスキルトレーニングに参加して

平成28年度 岡山大学病院 卒後臨床研修センター 初期研修医 内藤 修子先生

 

 第1回の腹部エコーのスキルトレーニングに残念ながら抽選でもれてしまった私は、嬉々として今回の第2回に参加させていただいた。


現在私は、初期研修で消化器内科をローテート中なのだが、腹部エコーで観察したい部位をうまく描出することの難しさを日々痛感している。たとえば、様々な体型の患者さんがいる中で、胆管や膵臓をうまく描出できなかったり、肝臓の天頂部や下端まできれいにスクリーニングできなかったりと、エコーは研修医でも必須の大切な手技の一つだと思いながら苦手意識を抱いていた。しかし、今回安中先生に少人数体制で指導していただいたことで、少しだけその苦手意識を払拭できたように思う。


まず、トレーニングの中で、プローブの当て方をもっと強く体に押し当てた方がきれいな画像が描出できると指摘していただいた。傍で見ながら指導していただいていなければ、気づけなかったことだと思う。また、観察したい臓器の解剖図をイメージしながら、被験者に呼吸の指示をしっかりして、時には体位変換してもらうことが大切だと、改めて意識することができた。闇雲に当てるのではなく、意識しながら当てるようにしたことで、苦手としていた胆管の描出も今回はしっかりできてとても嬉しかった。


消化器内科のローテートでは、患者さんにエコーをする機会は多くあるが、それでも今回のように先生が傍に立ってくださって、なおかつ時間をかけてポイントをしっかり指摘してくださる機会はなかなかない。なので、今回参加できて本当によかったと思う。このトレーニングの経験を活かして、質を意識しながら、今後もしっかりエコーに触れて日々精進していきたい。

ページトップへ