Real Voice

ホーム ≫ Real Voice ≫ 

領域を広げる、点を深めるMPHコース

NO.36

領域を広げる、点を深めるMPHコース

平成28年度 疫学衛生学教室 MPHコース 修士課程1年 光井 聡さん(医師)

 
平成28年度よりMPHコースに入学しました修士一年目の光井聡と申します。
今年で医師7年目になりますが、大学生の頃から疫学・衛生学に関心がありました。その理由は“地域医療に貢献したい”という漠然な思いがあり、地域や医療現場に関する問題を考え、解決できる分野は疫学・衛生学ではないかと思っていたからです。
社会人になってからは、現場の医療に直面して、目の前の医療を必要としている人を助けられるようになりたいと強く思うようになりました。そして麻酔・集中治療分野に進むことになりました。
ただ臨床医として働く中で、今後自分がどういう力をつけなければならないかという答えはやはり疫学・衛生学にあるのではないかと思うようになりました。その理由は地域に関する医療問題もそうですが、自分が現場で医療を行う上でも、科学的に思考する能力が必要であると思ったからです。そして、去年思い切ってMPHコースに志願しました。
去年まで疫学とはどういう学問なのかということさえ分かっていませんでした。MPHコースに入学して今思うことは現場の医療を行う上でとても重要な学問です。臨床研究のデザインや論文の査読に関する訓練はもちろんですが、目の前の物事に対する深い考察力やそれに対する解決能力を身に付けることが可能になると考えています。疫学衛生学といっても多様な領域がありますが、どの先生方も疫学を基礎としてそれぞれの分野をおもちなので、正直この教室で勉強する広さと深さに不足することは全くないと思います。
また、MPHコースの最大の醍醐味として、高齢者医療、地域医療、災害医療といった昨今の医療福祉の問題をトップランナーの先生方から直接講義を受けることができます。今後どういう道に進むとしても、このような貴重な経験を生かしていきたいと思っています。
最後に、この教室の長所は多様な人たちが集まっているということだと思います。年齢も職種も異なる人が集まって勉強して議論する、それぞれの分野の話が聞けるというのは僕が思ってもみなかった学びでした。恥ずかしながら先日サプライズで院生の皆様に誕生日を祝ってもらいました。素晴らしい仲間たちもこの教室に入学した財産だと思っています。
今後の進路や可能性を広げる意味でもMPHコースを是非お勧めさせて頂きます。

ページトップへ