Real Voice

ホーム ≫ Real Voice ≫ 

ACP(米国内科学会)日本支部総会2017 (6月10-11日、京都)に参加して

NO.54

ACP(米国内科学会)日本支部総会2017 (6月10-11日、京都)に参加して

平成29年度 岡山大学病院 卒後臨床研修センター 初期研修医 原田 洸先生

 

私はこの度、ACP(米国内科学会)日本支部総会2017 (610-11日、京都)に参加しました。


岡山大学病院 総合内科の西村義人先生とともにDr's Dilemmaというクイズ大会に参加し、参加20チームの中で準優勝することができました。学会の参加報告とDr's Dilemmaで準優勝をしたことに関しての報告をさせて頂きます。 


ACP日本支部総会とは?
 ACP日本支部の学会の特徴は、教育セッションが他の学会と比較にならないほど「教育的」であることだと思います。一般的な学会であれば、その分野の権威の先生方が教育セッションを担当する場合が多いですが、ACPでは教え方がうまい比較的若手の先生が、需要の高い内容のレクチャーを行うのが特徴です。私も「臨床でのアプリの使い方」や「ケースレポートの書き方」などといったACPならではのレクチャーに参加することができ、貴重な経験になりました。


 


Dr's Dilemmaで準優勝
 米国のACP年次総会では、全米の有名研修病院から予選を勝ち抜いたチームがトーナメント形式で参加するクイズ大会「Doctor's Dilemma」を開催しています。日本支部のこの企画はそれに倣ったもので、2015年次総会から始まりました。大変評判が良く年々参加チームが増えており、今年は全国の有名病院から全部で20チームの参加がありました。予選と決勝があり、予選を勝ち抜いた10チームで決勝で争います。1チーム2名で参加し、優勝・準優勝者のうち3名が、アメリカで行われる本戦に参加できるというものです。今回、私は西村先生と岡山大学病院チームとして参加し、予選を無事に通過しました。決勝では、西村先生が「Baker嚢胞破裂」や「Vogt-小柳-原田病」などの難問に次々と正解し、準優勝という素晴らしい結果をおさめることができました。今後は更に勉強を重ねたうえで、来年度にアメリカのオーランドで行われる本会に2人で参加し、日本代表として恥じないように活躍したいと思います。クイズの中には「まれではあるが、鑑別診断として想起すべき疾患」が多く登場し、医師として、日々勉強に勉強を重ねていくことの重要性を改めて感じました。また、クイズ形式であったことが参加者や聴衆からも大変好評であり、今後我々が勉強会などを運営していくうえでとても重要なアイデアを得ることができたのが大きな収穫です。


 


ACP Resident-Fellow Committeeについて
 Resident-Fellow Committee (RFC)とは、ACPの中の若手医師からなるグループで、西村先生も運営に携わっています。今回の学会中に、西村先生が企画した若手オフ会という交流会には、初期・後期研修医を中心に全国各地から約60名の参加があり、大変盛況でした。全国各地の優秀な先生方と、このように横のつながりをつくることができる機会はなかなかありません。RFCでは交流や勉強会の企画もありますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

ページトップへ