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総合診療勉強会『夏サミット』に参加して

NO.60

総合診療勉強会『夏サミット』に参加して

平成29年度 医療法人恵真会 鳥越医院 理事長 鳥越 恵治郎 先生

 

講師の一人の松本謙太郎先生に誘われて、岡山の総合診療勉強会『夏サミット』に67歳のジジ医が参加してみた。小生のボケ頭はさておいて、若い優秀な医師の皆様の総合診療にかける情熱を間近に自らの肌で感じたかったのだ。


 もちろんジジ医の、年齢のみいたずらに重ねただけのアル中ハイマーの脳が、新進気鋭の若い頭脳に匹敵できるはずもなく「無脾症ではHowell-Jolly小体が出現する」「Osler結節は押すと痛いからオスラー」「ヒトパレコウイルス感染症は流行と筋肉痛と精巣痛が特徴」などなど、「ああそうか、たしかにそうだった」「もう自分の頭脳では統合して解析できない。全然まとまらん。わからん」「しまった忘れた、なんだっけ」などと自らの不明を恥じてがっかりしていた。


 それでもジジ医には矜持がある。60歳をすぎると ”かくありなん” とばかりに35年間かかって蒐集した疾患データを引っさげて乗り込んでいたのだ。マシン上に展開した「病名思い出しツール」が現在どの程度の能力を持っているのか、カンファレンスの現場で確かめてみたかった。結果は総じて50/100点というところ。マツケン先生の提示された症例はマシンが6番目に麻疹をリストにあげていたが、ジジ医はあえて裏をかいたつもりで18番目のライム病を挙げてしまった。ウーム残念。


 西村先生はじめお世話下さった皆様がた、講師の先生方、ブラックホールのように知識を吸収できる若い研修医・学生さんの皆様のますますのご健勝を祈願しております。

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