Real Voice

ホーム ≫ Real Voice ≫ 

総合診療勉強会『夏サミット』で学んだ新たな視点

NO.61

総合診療勉強会『夏サミット』で学んだ新たな視点

平成29年度 岡山大学病院 総合内科 大村 大輔 先生

 

 この度は私の後輩であり、いつも心強い仕事仲間である西村先生に話を持ち掛けられ、夏サミットに参加する運びとなりました。これまで様々な勉強会等に参加してきましたが、学年が上がるにつれて、主催や講義をする中で、参加するメンバーの学年、背景知識などにより学習項目の設定が難しいなと感じることが増えていました。実際、「中国四国若手医師フェデレーション×大阪どまんなか」を銘打ちこの会を開催するのはいろいろな困難があったことは想像に難くありません。


 しかし、齊藤先生の講義では、System1System2という普段意識せずに臨床しているであろう思考を改めて言語化して頂き、どのように学生・研修医に教育すべきか、どうすれば効率の良いtrainingになるかという視点で聴講することが出来、とても学びの多い講義になりました。研修医の「疾患を想起」する力の鍛え方は、まさに、「そうそう、それを教えたかったんだ!」「それを言語化したかったんだ!」という内容で、とても興味深いものでした。まだまだ若輩者ではありますが、これまではむしろそういったことを教わることが中心の学生・研修医という立場であった自分がそのような視点で講義を聴講していたことにハッと息を呑む経験をさせて頂きました。


 その視点で改めて松本先生の症例をみると、実践的なEssenceの詰まったKey featureをよく知ることが出来るとても教育的な症例でした。はじめに発熱+皮疹+shockの鑑別をフォーマット化させるというやり方も、事前に知識をupdateしつつ皆が参加しやすくするというやり方を実践されており、とても参考になる症例提示だったと思います。


それにしても、中国四国若手医師フェデレーションでも大阪どまんなかでも私よりも若手がこのような素晴らしい企画を考えており、若手の活躍をみるにつけて私も頑張らねばと見も引き締まる思いです。 


この度はこのような貴重な会に参加させていただき誠に有難うございました。

ページトップへ