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「医療を変える臨床研究」(「臨床研究の道標 第2版」出版記念講演会)に参加して

NO.70

「医療を変える臨床研究」(「臨床研究の道標 第2版」出版記念講演会)に参加して

平成29年度 岡山大学医学部医学科6年 大塚 勇輝 さん

 

私は、924日、京都大学にて開催された、特別セミナー「医療を変える臨床研究」に実行委員として参加しました。このセミナーは、京都大学臨床疫学教授の福原俊一先生が執筆されベストセラーとなった「臨床研究の道標」第2版の出版記念講演会として開催されたものです。詳細についてはこちらをご覧下さい(https://www.i-hope.jp/news/2017/07/05/2464/)。

セミナーは2部構成となっており、前半ではまず京都大学の山本舜悟先生がされたCRPの有用性に関する臨床研究についてその研究に至った経緯やマインドについてご講演がありました。誰でも知っているCRPという検査値をテーマにした研究のお話しであったので学生である私にもとても分かりやすく、知らぬ間に先生の世界に引き込まれてしまいました。前半では続いて、京都大学の福原俊一先生、川上浩司先生、京都大学の中山健夫先生という日本を代表されるような3人の先生方が「もしデータも時間もメンターの居ない若手の立場にあったらどうするか」というテーマで鼎談されました。ここでは割愛させて頂きますが3人の先生方からはそれぞれ、我々若者を叱咤激励されるようなメッセージがあり、これまで歩まれてきた道の背景にある先生方のスピリットを感じ、無いものねだりをするのではなく姿勢が大事であるということを痛感しました。

後半ではまず京都大学の福間真悟先生より「臨床研究の道標」を噛み砕いて概説されるご講演があり、続いて、その著者である福原先生より、著作やその内容に込めた思いをQA方式で紐解くご講演がありました。福原先生のご講演では、先生が普段思っていらっしゃる信条をいくつかの先人の名言を紹介する形でメッセージして下さり、これからどう進路を選択するか悩んでいる私にとっては心から参考になる内容でした。

このセミナーへの参加を通じて、臨床研究を益々身近に感じることができ、ぜひ自らもチャレンジしたいとこれまで以上に感じました。また一方で、そのためには臨床研究に関する知識とスキル、そして、それ相応のマインドと日々の努力が必要だと感じました。セミナーへの参加で得たことを忘れず、勉学に励む糧としたいと思います。最後になりましたが、今回参加する機会を下さりましたGIMセンターと片岡仁美先生には感謝申し上げます。有難うございました。


(写真:一番左から私(大塚)、同じ岡山大の4年生の後輩、福原俊一先生、岡大病院総合内科の西村先生)

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