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Real voice: 免許皆伝 in Okayama(循環器ブース)

NO.75

Real voice: 免許皆伝 in Okayama(循環器ブース)

平成29年度 岡山大学医学部医学科 藤田 佳奈 さん

 

2月10日に開催された「身体診察 免許皆伝 in Okayama」では研修医と医学生が一丸となって循環器・呼吸器・急性腹症の3つのブース分かれ身体診察を学ぶという勉強会を行いました。今回は岡山大学の先生方からのフォローとフィードバックを頂いた上に医療法人徳洲会奄美ブロック総合診療研修センターの平島修先生をお招きして直接ご指導して頂いたという、非常に濃密で充実したプログラムとなりました。 


私が担当させて頂いた循環器ブースでは循環器診察のOverview、心不全診療における異常心音・心雑音の聴き分け方、心不全時における頚静脈のフィジカルの取り方という3つの要点に絞ってレクチャー、及び、ハンズオンを行いました。当日は岡山大学の医学生や研修医だけでなく、他大学・病院から医学生や医師、訪問看護師など様々な職種の方にお越し頂き、実際に聴診器や平島先生特製のフィジカルスティックを用いて正常心音の確認や頚静脈・心尖拍動の視診を練習しました。 


今回の勉強会では精密検査を行う前に身体診察をどれほど丁寧に行うかで患者さんから得られる情報の多さが変わってくる事を肌身で実感する事ができました。また、学生が主体となって勉強会を企画するというスタイルから、学生が普段疑問に思う点に着目してレクチャーのレベルを調節し、より相手に理解してもらいやすい内容や表現方法を試行錯誤した事で教える方も教わる方もお互いをブラッシュアップできるような大変良い機会となったのではないかと考えております。また、平島先生から臨床現場で使える身体診察のテクニックを直々に教わる事ができた事や今まで経験されてきた興味深いお話を伺えた事で今後の臨床実習・研修に対するモチベーションも上がりました。この度この企画で学んだ事を生かし、今後は検査値や精密検査にばかり頼るのではなく、患者さんとしっかり向き合い、丁寧に身体診察を行う事で何か他の原因疾患を見落としていないか確認しつつ、その心に寄り添ってあげられるような医師になれるよう誠心誠意努力していく所存です。 


最後となってしまいましたが、お忙しい中今回の企画に協力して下さった平島先生や各ブースでご指導して頂いた先生方、GIM centerの方、企画を一緒に作り盛り上げて下さった医学生や参加者の方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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